台湾早周り
2009年4月19日、台湾出張期間中、休みが取れたので、台湾一周日帰りの旅に出ました。
時刻表を眺めて、何とかならないか、作戦を練ったところ、東部線をほとんど止まらない自強号を発見、しかも南廻線とも接続が良いので、実行に移りました。
前夜に指定席を購入しました。メモを書いて、片言の英語で説明、何とかなるものです。
日曜日は、指定席が結構一杯になるし、今回の計画は、どの列車が欠けてもその瞬間、計画はオジャンになってしまうので、席の確定が絶対条件になるからでした。
ルートは、以下の通りです。
新竹 8:03 ⇒ 9:06 板橋 9:37 ⇒ 14:43 台東 14:55 ⇒ 18:02 高雄 左管 20:00 ⇒ 新竹 21:26
莒光40号 自強1079号 莒光94号 台湾高鐵484号
↑(台湾では、改札でハンコを押すと切符を持って帰れます。証明用にするようです。)
まずは、8:11新竹発、いきなり8分遅れでヤキモキしました。EL牽引の客車列車ゆえ、仕方ないのでしょう。
客車の雰囲気は、良いのですが。日本で言うと、ED76牽引の14系座席車のようです。
板橋の乗換列車も、この影響か5分遅れで出発。この遅れが拡大しないことを祈りながらとなりました。
こちらの自強号は、非電化区間へ入るので、ディーゼル列車でした。こちらは、差し詰め、キハ82系といった感じです。
途中、先程まで乗っていた列車を追い越し、グングンとスピードを上げました。
沿線では、海も見えましたが、天気が悪いせいか、ドンヨリした感じでした。
途中の花蓮では遅れを取り戻してました。この駅で20分近く停車するので、車両からおりてみると、タロコを発見!ラッキーでした。 この車両は、JR九州の白かもめと兄弟分のようです。
花蓮からは単線非電化。すれ違いの列車待ち合わせ等で、台東には約5分遅れの到着となってしまいました。
慌てて一旦改札口を降り、記念用の入場券を購入、再び駅の中へと向かいました。
次に乗る高雄行きの列車は、DL牽引の客車、DD51牽引の14系といった感じです。
昔、北海道内を乗り鉄しまっくっていた時のことを思い出しました。あのころの雰囲気と同じです。
この列車は、10両編成ですが、本数が少ないせいもあってか、満席でした。
台東を出て暫くは、海岸を見ながらトンネルに入ったり、根府川付近のような感じでしたが、そのうち長いトンネルと急勾配になり、DLの唸り声と排気の匂いが車内にも漏れてきました。
途中、峠を越えると唸り声も止み、DLもほっとしたようです。
山を下っていく途中で、左側に海が見えたところは、とてもきれいでした。
平地に降りてからは、暫く田園風景とバナナ等の果樹園が続きます。住宅が増え、停車感覚が短くなると、
高雄につきました。
駅前で夕食を食べて、区間車で新左管、ここからは台湾新幹線で、新竹まで帰りました。
ひたすら、列車に揺られてましたが、沿線の豊かな自然とのんびりした風景が、相俟って、なんだか昔を思い出させてくれた、大変貴重で良かった旅となりました。
次回乗る時は、ちょっと途中下車&泊まりをしたいと思います。
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