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苗栗車站鉄道公園

2009年6月20日、台湾出張中に休みが取れたので、苗栗へ行ってきました。

ここには、「苗栗車站鉄道公園」があります。
入場料を取らないし、いつでも中に入ることができる施設でした。

しかしながら、駅を降りると特に看板も無く、少々判りづらいルートです。
改札口を出ると、右側にバスターミナルがあり、この前の道を線路と平行に行きます。
数百メートルで、T字路にあたるので、右へ向かい、線路下をくぐります。
地上に出たところに交差点があり、ここを左に曲がります。
曲がった10メートル程のところに線路の方へ入る道があるので、そこを曲がります。
この道が判りづらいのです。逆の方から見ると実は小さな看板が出てました。
駅から来る人のことも考えて、反対側にも看板が必要ですね。
ここを曲がって、線路へ突き当たり、右に進めば目的地です。

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   「苗栗車站鉄道公園」全景


全体が、大きな屋根で囲われており、頻繁に手入れもしているようで、どの車両も大変綺麗な状態でした。
見物客も少なく、常時1~2人位しかいませんでした。
このため、写真も撮り放題ですし、所々にあるベンチに腰掛けて、目の前の車両が走っていた風景を思い描いたり、時の経つのを忘れるほどでした。

では、車両を一両づつ、見ていきましょう。
まずは、「台鐵C152」。1918年日本大阪汽車製造会社製です。さしづめ、8620といったところでしょうか?

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                 「台鐵C152」

次は、「台鐵DT561」。こちらは、1920年A.L.American Locomotive社製です。貨物列車用です。

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                 「台鐵DT561」 


反対側に移って、「阿里山鐵路28号」、シェイ型機関車です。
1913年、アメリカの拉伊馬公司製です。
肝心のギアのある側が、外側になっているため、サイドから写真を撮ることができませんでした。
しかしながら、そのメカニカルな様相を間近に見ることができました。

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                 「阿里山鐵路28号」


つぎは、日本車両製造会社製「阿里山鐵路高級客車SPC2号」です。
林鐵光復號最高級客車と解説板に書かれていました。扇風機5台設置で豪華だったのでしょう。
製造1971年なので、それほど古くないように思いますが…。

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              「阿里山鐵路高級客車SPC2号」


この後ろにいたのは、、1935年日本車両製造会社製「台糖鐵路331号」です。
さとうきびの運搬に使用されていたようです。

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                「台糖鐵路331号」


さらに後ろにいたのは、1962年台糖公司虎尾糖廠製「糖鐵巡道 公務車254号」です。

個人的には、この車両が一番好きでした。
なんとも言えない愛くるしい姿に好感を持ちました。

用途が公務巡道用となっていましたので、事業用車両だったのでしょう。
このような地味な車両が保存車に選ばれたのは、そのユニークな姿のため、と勝手に想像しました。

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             「糖鐵巡道 公務車254号」


さらに後ろには、2台のディーゼル機関車がありました。
1台目は、1955年新三菱重工業株式会社製「阿里山鐵路11403-5號」です。

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            「阿里山鐵路11403-5號」


一番奥に位置していたのは、1953年新三菱重工業株式会社製「阿里山鐵路11403-1號」です。
この車両は、林鐵第一代内燃機車でした。

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  「阿里山鐵路11403-1號」


この2台のDLの間には、1913年日本車輛製造会社製「阿里山鐵路平車15F6006號」がありました。
原木の運搬用で、日本のチキと同じでしょう。

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           「阿里山鐵路平車15F6006號」


これらの反対側には、大型ディーゼル機関車「R6」がありました。
残念ながら、この車両の説明板は無くなっていました。車両サイドには、HITACHIのマークがありました。

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                     「R6」

この後ろにあったのは、アメリカG.M社1969年製「台鐵柴電機車S405號」です。
このディーゼル機関車は、七堵の入換や区間列車牽引に利用されていたようです。

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              「台鐵柴電機車S405號」


大きな屋根の下に展示されていたのは、以上の車両達でしたが、他にもこの両側に車輛が保管されていました。
線路側に止まっていたのは、木造客車2両です。
台湾鐵路の30SPK2502と、25TPK2053です。
「30SPK2502」は、1953年台湾鐵路製二等客車です。第2次世界大戦後製造ですが17m級客車です。
「25TPK2053」は、1921年台湾鐵路製三等客車です。こちらは、展望車のような形態をしています。
 これらの車輛の逸話として、木製椅子で、ダンパもなかったため、レールの継ぎ目毎に大きな振動があるため、乗客は座っていられず、みんな立っていたとのことです。

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      「30SPK2502」            「25TPK2053」


この反対側には、ディーゼル機関車101とバス窓客車「LTPB1813」と「LDR2201」がありました。
これらの説明板は、もともと無いようでした。

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                     「101」

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                  「LTPB1813」


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      「LDR2201」


このほかにも展示車両では無いのですが、面白い車両が近くにいたので紹介します。

まずは、日本では見る機会が無くなった2軸黒色貨車です。懐かしい姿ですね。

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こちらの貨車もかなり怪しいスタイルですね。窓があるようですが、何を運ぶのでしょうか?
大変気になります。

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こちらは、高所作業車のようです。

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以上のように、この鉄道公園は、ユニークな車両達が集っており、手入れも良くされているようなので、台湾に訪れた際には、是非とも立ち寄ってみてください。
鉄道好きなら、絶対に満足すると思います!

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