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東武伊香保軌道線デハ27

 2014年8月6日、南武線用E233系配給の撮影後、伊香保温泉に立ち寄りました。

 伊香保と言っても温泉には入らず、伊香保軌道線で使用されていた車両デハ27を見て来ました。

 この車両は、長年個人宅で保管されていた車体で、今年になって、この温泉近くに展示されています。
足回りは、ここで使用されていたものではないようですが、同様のブリル21Eを寄贈していただき、復元したようです。
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 案内板~。
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 車内は、月1回ペースで公開されるようですが、この日は生憎その日ではありません。
しかしながら、外からでも窓を通して、車内を見ることができました。
 運転機器は何故か片側だけにしかありませんでした。
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 車体の手前には線路も少しあって、どうやらこの辺りに軌道があったようです。
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 踏切の標識も展示されており、英語表記になっていました。
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 英語表記には違和感あると思っていましたが、展示されていた当時の写真を見てみると、なんと正にこの表記でした。
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 この写真の右側の建物の裏に当たる部分に現在車両が保存されており、私の写真は、この道路の下側から見上げるようなアングルだと思われます。

 それにしても、渋川から伊香保までの道のりは、かなりの急勾配で、ここを電車が登って行ったとは俄かに信じがたい程でした。 案内板によると、平均勾配41.8‰で、伊香保から渋川に戻る時は、ブレーキ制御だけで戻ったという、ジェットコースターのような運転がされていたようです。

 しっかりとした屋根も設置されているので、この車両へのただならぬ愛情が込められているのでしょう。末長く、綺麗な状態が保たれること間違いないですね!

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