「第11回台湾鉄道三昧の旅」 -南迴線普快車 乗り鉄編-
CT273牽引の「仲夏寶島號」を2日に渡って追っかけ回した後、台東駅に戻りました。
ここからは、もう一つのお楽しみ、南迴線の普快列車の乗車です。
以前より台湾に行った時には、時間が許す限りわざわざこの列車に乗るためだけに台北や台中から向かっていました。
以前参加した「第3回台湾鉄道三昧の旅」でも普快列車乗車は大きな魅力ポイントでした。
昔、山陰線や九州で旧型客車でのんびり旅した思い出が甦って来ます。
この独特な雰囲気を今回も味わうことができました。
今回も最後尾は、このツアーの貸切車両で、日本製客車が充当されていました。
最近は、インド製客車だけの編成で運用されることが多かったようですが、我々の乗車のためにか日本製客車を増結していただけました。
ただし、かなり草臥れていて、窓もろくに開かないような状況でした。
それでも、この車両ならではの懐かしい雰囲気と、最後尾デッキからの後方展望は最高でした。
車内に荷物を置いて出発までの記念撮影をしていると、いつの間にか機関車が入れ替わっていました。
台東駅を出発すると、列車は軽快に飛ばしていきます。
車窓を眺めていると、間もなく本格的な電化工事が始まるためでしょうか、路肩の補強工事や側溝の新設工事があちこちで見られました。
のんびりした車窓も徐々に変わっていくのでしょう。
途中の停車駅でゆっくり停まる所が多いので、その度にホームに出てみます。
かつて途中下車したこともある金崙駅ではビックリ!
海側に大きな陸橋ができており、7年前の風景とは大きく変わってしまいました。
ホームも改良工事をしていました。
ここには、トンネル工事用と思われる工事車両が鎮座していました。
長いトンネルを抜けて、台湾の西側に廻ると、この列車に乗っていられるのもあと僅か…。
ちょっと夕焼けぽくなって、程なく終点の枋寮駅に到着してしまいました。
少々遅れていたのと、後続列車への乗り換えが違うホームだったために、名残惜しむ間もなく、慌てて後続の自強号に飛び乗り、この日の宿泊地である高雄へと向かいました。
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